キーボード入力ができない件・DELL製ノートパソコン診断&修理-京丹後市の自動車整備工場

京丹後市内の自動車整備工場に立ち寄った際、ノートパソコンのキーボード入力が変になっているとの報告を受け、そのまま現地診断&修理を行わせて頂きました。

早速DELL製のノートパソコンの症状を確認すると確かにキーボード入力ができません。F10などの一部のファンクションキーのみ反応があります。
キーボード下のタッチパッドやタッチパッドボタンはしっかり反応します。
マウス(Bluethooth接続)も反応がおかしく、ドラッグは正常ですが左クリックすると右クリックをしたようなおかしな動作をします。

担当者へのヒアリングを行うと、数週間前にマウス本体を床に落としてしまったとのことでした。
まずは周辺機器であるマウス(Bluetoothタイプ)のUSB受信機とマウスをパソコンから切り離し、一旦パソコンをシャットダウンさせます。
続けて本体のバッテリーを取り外し、1分ほど放置してから、再度パソコンを起動してみます。

ここで起動時にDELLのSupportAssistから「バッテリーが充電できない」との警告文が表示されました。
(WARNING: The battery is not recomended unable to charge this battery.)

この警告文はとりあえず無視し、起動後にキーボードの動作を確認してみましたが、やはりキーボード入力はできませんでした。

続けて、先のバッテリーに関する警告文を以前に見たことはあるかを担当者へ確認すると、1ヶ月ほど前から毎回起動時に毎回表示されるとのことでした。
これはBIOSの設定関係がおかしいかもしれないと疑い、BIOSを工場出荷状態に戻してみます。

BIOS設定を初期化し、パソコンをシャットダウンしてから起動すると、先ほどのバッテリー警告文は表示されなくなりました。
キーボードの動作確認を行うと、正常に入力できるようになりました。

原因はBIOS設定が何らかの原因でおかしくなったか、ファームウェアの更新が行われそれまでのBIOS設定が正しく認識されなくなっていたかのいずれかと思われます。
今後現象が再発するようなら内蔵ボタン電池交換なども必要になるかもしれません。

次に取り外していたBluetoothマウスを再接続&ペアリングして、動作を確認してみましたが、こちらは落下の際に壊れたようです。
新品の同タイプのマウスに交換して再接続&ペアリングしたら、問題なく正常に動作するようになりました。

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