Windows

Outlookデータファイル破損の修理(Windows/メール管理ソフト)

先日、京丹後市内のお客様が利用されているノートパソコンが電気屋さん経由で当店に持ち込まれました。
いつも利用しているメール管理ソフトOutlookにて、突然、送受信エラーが発生するようになり、それ以降、メールの送受信が全くできなくなったとのことでした。

まずは当店で初期診断を行います。既に受信したメールは閲覧などできますが、Outlook操作中のレスポンスが悪く、明らかにデータファイルかディスクに問題があるような状態と考えられます。ディスクの診断を行い、ハードディスクや読み書き速度には特に問題はありません。
続けてOutlookのプロファイルを「修復ツール」を使って修復してみますが、送受信不具合は継続します。
この段階でOutlookプロファイルに問題がある可能性が一番高いと考えます。


翌日にメールアカウントのパスワードなどをお客様から取り寄せ、既存の破損していると思われるプロファイルの使用を諦め、新規にプロファイルを作成し、個々のメールアドレス用のPOP3/IMAP設定を追加してみます。
その結果、POP3とIMAPの2つのメールアドレス共に正常に送受信が行えるようになりました。やはりプロファイルの破損が原因ですね。

続けて、既存の部分的に破損しているプロファイルから全メールをエクスポートした後に、新規作成したプロファイルにメールをインポートして、プロファイル間のメールデータの移行を丁寧に確認して作業は完了となりました。

今回の不具合は、ハードウェアなどのトラブルではなく、メールデータの整合性がとれなくなってしまったことによるものです。
データの整合性がとれなくなってしまうことは、突然の停電、Windowsやソフトウェアのアップデートなどの際の配布ソフトウェアの不具合などで稀に発生します。


未来オフィスNAOでは、こういったパソコン上の様々な不具合に対して、豊富な経験と最適な復旧手段を駆使して、トラブル復旧対応や修理を行っています。
わざわざパソコンを買い直さなくても修理や回避できる不具合もたくさんありますので、パソコン、ネットワーク機器、Wi-Fi等でお困りならお気軽にお問い合わせください。

偽セキュリティ警告画面 - Windowsからの警告を偽装する偽広告に注意

GW明けの朝、お得意様からのSOSを受け、現地にてお客様のパソコン上に表示されている画面(写真の通り)を確認しました。
これは偽のセキュリティ警告画面の実際の画面です。

Windows11のブラウザ(Edge)にて、日々日課となっている大手ポータルサイトのニュース記事などを巡回している際に、とあるバナー広告をクリックしたところ、このような偽セキュリティ警告画面が全画面表示されたとのことです。

大手ポータルサイトには、ページ上に様々な広告が埋め込まれています。しかしこれらの広告には、稀に悪意を持った広告が含まれている場合があります。
この偽セキュリティ警告画面は、一般的に「偽警告」と呼ばれているもので、お客様のパソコンがウイルスに感染しているものと勘違いさせ、表示されている電話番号に電話をかけさせ、遠隔操作やウイルス駆除費を請求するなどの被害をもたらします。


画面だけみると、いかにもWindowsに標準で搭載されているセキュリティ機能があなたに警告しているように偽装していますが、すべて嘘です。
これらの画面が表示されたら、Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーを開き、Edgeなどのプロセスを終了するだけで、警告画面はすべて消えます。
その後に、怪しいプログラムなどがインストールされていないかを確認し、アプリとブラウザコントロールのセキュリティ設定が正しく動作していることを確認します。最後にパソコンを再起動して偽警告画面が再発することがないことを確認して処置は完了となります。

ちなみに当店のお客様でも、これらの偽警告に騙され、表示されている電話番号にうっかり電話をしてしまい、相手の巧みな話術に誘導され、クレジットカードで支払いを行った方や、遠隔操作されシステムに怪しいバックドアを仕込まれた方など、実際に被害を受けられた方がいらっしゃいます。

京丹後市近郊にお住まいで、このような偽警告画面が頻繁に表示されるなどでお困りなら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。

Windows内部メモリ増量&増設

先日ハードディスクからSSDに換装したデスクトップについて、高速化の最終作業となるメモリの増設工事を行いました。

メモリはCPUとセットとなった一時的な記憶装置ですが、容量が少ないとWindowsの操作レスポンスが極端に悪くなります。

増設前は8GBのメモリが1枚だけ刺さったシングルチャンネル状態でした。これに同じ容量のメモリを更に追加することで、デュアルメモリ(デュアルチャンネル)となり、容量アップが倍になるだけでなく、転送速度も倍速になります。


これは基本的なことですが、例えば8GBのメモリが1枚刺さったパソコンよりも、4GBのメモリが2枚刺さったデュアルチャンネル状態のパソコンの方が速くなります。

またメモリは相性問題が発生する場合もあり、増設にはリスクが伴いますが、未来オフィスなら、貴方のパソコンに最適なメモリを選定し、プロの手による独自の高速化を実現します。

パソコン高速化(デスクトップ/Windows)

宿泊施設で使用されているデスクトップが高速化の為に当店に持ち込まれました。 宿泊施設のパソコンなどは、繁盛期となる冬の蟹シーズンにフル稼働する為、なかなか引き取ることができません。

このパソコンも繁盛期が終わった4月に持ち込まれました。 起動してみると、スイッチオンからまともなマウス操作が可能となるまで10分ほどかかりました。 遅さの原因は、もともとがハードディスク搭載モデルであることや不要なソフトがたくさん常駐していることによります。

早速、ハードディスクからM.2 SSDへの換装を行い、ドライブをまるごと複写します。 続いて最初の電源ON時に英語のエラーメッセージが表示されていたので、内蔵のボタン電池を交換して修理。 最後に不要なソフトなどをまとめて削除して作業は完了です。


再び組み立て直し、いざ起動してみると、起動時間は10分以上から20秒未満まで短縮しました。 購入してから日々どんどん遅くなるパソコンに嫌気がさしているなら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。予算にあった様々な高速化などを提案できます。

パソコン廃棄・データ破壊

古くなって使用しなくなったノートパソコンやデスクトップでも、未来オフィスNAOが有償で処分します。

写真は先日お客様から依頼された長年使用していたノートパソコン一式で計4台です。

ノートパソコンはそのまま廃棄するのではなく、まず分解し、内蔵されている記憶装置(ハードディスクなど)を取り出し、まとめて記憶装置に釘を打ち込み、確実にデータが取り出せないようにしてから廃棄します。


Windowsの通常フォーマットなどで初期化しても、データは完全には消えておらず、復元ソフトを使えばある程度のファイルは簡単に復元することができますので、当店では確実にデータを破壊する為に、このような物理破壊を行っています。

古いパソコンや内蔵されているデータの破棄にお困りなら、未来オフィスNAOにお任せ下さい。

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