
光ファイバー回線にてインターネットを利用されている京丹後市内の個人のお客様より、最近、通信が一瞬止まるようなことが多発しているとの連絡を受け、現地にて調査を対応を行わせて頂きました。
まずは自宅内のWi-Fiにタブレット(iPad)を接続し、様々なインターネット通信調査を行わせて頂きましたが、至って正常でした。
続いて家庭内に設置されているパソコンから、WEBブラウジングを中心に調査を行ってみます。
インターネット上の通信も問題なく行えていますが、少しひっかかりがあるように感じました。
しばらく時間を置いて、先ほどと同様にパソコンからWEBブラウジングを行ってみます。
すると先程より更にレスポンスが悪くなり、明らかに何らかの問題が潜んでそうです。
設置されている機器を順次再起動させながら、有線と無線でのレスポンスの変化を確認しながら、問題がありそうな機器を診断していきます。
各種診断の結果、ルータ(ホームゲートウェイ)とスイッチングHUBを接続しているLANケーブルにて、カテゴリー5Eではなくカテゴリー5のケーブルが使用されていることが判明しました。
この間違ったケーブル接続により、ルータやスイッチングHUBともに機器本来の速度である1Gbpsの性能が発揮できず、100Mbpsの通信速度での通信となっていたようです。
早速、問題となっていた通信ケーブルを1Gbps対応のものに交換し、交換後に通信レスポンスの低下を確認してみましたが、先程のようにWEBブラウジングで読み込みが引っかかることはなくなりました。
お客様に原因と対処を説明させて頂き、この日の出張訪問は完了となりました。
京丹後市にお住まいの方で、普段からインターネット通信の速度や安定性に問題があると感じている方がいらっしゃいましたら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせください。
当店はルータやスイッチングHUBを設置しネットワークを設計する事業者でもあります。有線でも無線でも通信品質調査も承っています。

