診断

ノートパソコン表示異常対応・DELL製Windows10-持込パソコン診断

京丹後市内のお得意様が業務で使用されているノートパソコンの持ち込み診断です。

持ち込まれたDELL製ノートパソコンの不具合症状は、パソコンを起動すると写真のように複数の紫色の横線が表示されるというもの。
まずは液晶モニタ側の問題なのか、パソコン本体内部側の問題なのか障害を切り分けます。

このノートパソコンにはHDMI出力(外部出力)が付いていますので、まずは外部モニタにHDMI接続を行ってからパソコンを起動してみましたが、外部モニタには何も映りません。
続けて、パソコン内部は正常に動作していてWindowsも起動しているという前提で、ショートカットキーにてWindowsの映像出力設定を「複製」に切り替えてみます。もちろん画面には何も映っていませんが、手の記憶通りに操作してみます。
3秒ほどすると外部モニタにWindowsのログイン画面が正常に表示されました。やはりパソコンとWindowsは正常に動作していて、映像信号のみ液晶モニタへ正しく出力されないという不具合のようです。
この時点では、基盤側の映像出力部の故障か液晶モニタ側の故障かのいずれかが原因です。メーカーで有償修理を受けるにしてもマザーボード交換か液晶モニタ交換となりますので、結構高額になるはずです。

故障の原因と修理費用などをお客様に説明したところ、このノートパソコンは修理せず新規にパソコンを用意されるとのことでした。

続いてパソコン内部の重要なファイルやデータをUSBメモリに順次バックアップしていきます。
業務用のソフトなどは個別のバックアップ機能を使い、すべての重要データを取り出しました。

最後に、新規ノートパソコンが準備できた後のUSBメモリからのデータ復元方法などを説明させて頂き、この日の診断は完了となりました。

未来オフィスNAOでは、京丹後市のNAO事務所まで直接パソコンをお持ち込み頂けるお客様限定で「持込パソコン診断」を行っています。
デスクトップ本体、ノートパソコン、タブレット、スマホ、周辺機器でも対応いたします。
持込パソコン診断は予約制です。いきなり機器を持ち込むのだけはご容赦ください。

診断料金は1台あたり6600円(税込)、診断時間は60分までとなります(時間延長可)。
診断という名目ですが、実際には60分以内で修理できる不具合も多々ありますので、突然のパソコントラブルでお困りならお気軽にお問い合わせください。

NEC製ノートパソコン・Windows10起動不具合修理-与謝野町の店舗様

与謝野町の新規の店舗様より、業務で利用されているNEC製ノートパソコンが突然起動しなくなったとの連絡を受け、早速修理にお伺いさせていただきました。
対象パソコンは2018年~2019年製のNEC製のLavieシリーズ(NS100)です。

早速状況を確認すると、Windows起動時にシステムの自動復旧を繰り返す状態で、Windowsが正常に起動しません。
まずはWindowsの回復メニューから、標準のスタートアップ修復などを順次試していきますが状況は変わらずです。
重要なデータはほぼ保存されていないとのことでしたが、念の為、コマンドプロンプトからディスクやボリュームの状態を確認してみると、どうやらハードディスクは正常に動作しているようです。

続いて必要データを外付USBストレージにバックアップしてから、ローカルハードディスクから工場出荷状態に戻してみますが、なぜかうまくいきません。
お客様は迅速な復旧をご希望でしたので、当店の持参機器を使い強制的にWindows10をクリーンインストールします。

クリーンインストールは正常に完了し、Windowsが正常起動するようになったところで、念の為、各種パソコン動作やハードディスクの診断を行いました。特に問題は見つかりません。
もとの環境を手動で復元する為、約1時間ほど必要ソフトウェアを順次インストールして、ハードディスクの音などを確認しながらパソコンの動作を確認してみましたが、特に問題は見つからず安定しています。
お客様には数日かけてパソコンの調子を確認していただき、問題があればすぐに連絡をいただくことでこの日の作業は完了となりました。

京都北部(京丹後市、与謝野町、伊根町、宮津市)にお住まいの方で、パソコンの突然のトラブルでお困りなら、未来オフィスNAOへお気軽にお問い合わせ下さい。

Windowsブルースクリーン原因究明ー京丹後市の一体型デスクトップ

京丹後市のお客様より、一体型の会計用デスクトップにて数日前からブルースクリーンが頻繁に発生するようになったとの連絡を受け、出張診断&修理させて頂きました。

春頃にハードディスクからSSDへの換装を行ったとのことでしたが、それ以降はハードウェアやソフトウェアに特に変化はないとのことでした。
会計用に利用されているとのことでしたので、まずは会計データのバックアップを行ってから、各種確認作業を行っていきます。

[確認項目]
(1)Windowsのセキュリティ更新(2週間ほど前)
(2)記憶装置(SSD)の診断(アンセーフシャットダウン回数が多いが正常)
(3)スリープ設定(30分後にスリープ)
(4)再起動とシャットダウンの動作確認(シャットダウンにて機器の電源がOFFしない)
(5)内部温度(正常)

過去の細かな状態をヒアリングしながら、確認作業を勧めていくうちに、以前からシャットダウンを実行してもシャットダウンが正常に完了しないことがわかりました。
ハードウェアに何らかの故障が発生している可能性が高いですが、Windowsで確認作業をしている間は何も問題なく正常に動作しています。

原因として一番気になるのはスリープ設定です(30分後にスリープ)。
ブルースクリーンは席をたってしばらくしてから席に戻ってみるとブルースクリーンが発生していることが多いとのこと。
スリープ解除後に動作が不安定になるパソコンは何度か経験があります。

次に気になるのが、記憶装置(SSD)です。
今年換装したばかりとのことでしたが、解析ソフトで見るとメーカーや品番などが無く、メジャーなメーカー品ではないように見えます。これは実際に分解してみないと確認できません。

あと残る可能性としては、内部温度です。
このパソコンは一体型パソコンであり、エアコン無しの部屋で利用されていました。ここ数日は非常に猛暑ですので、ひょっとしたら内部温度が関係しているかもしれません。

とりあえず今日のところは、スリープ設定を無効に変更しておき、数日間様子をみてもらうことにしました。

ゲーミング・デスクトップ診断-APEX LEGENDSのロビー画面でフリーズ頻発 Windows11

初めてのお客様よりゲーミングデスクトップの診断依頼があり、さっそくその日の夜に持ち込み診断させて頂きました。

ゲーミングパソコンとして、APEX LEGENDSなどを主にプレイされていたようですが、数日前からゲーム中のロビー画面にてゲームがフリーズする現象が頻発するようになったとのことです。

まずは現象を再現するために、当店のネットワーク環境にパソコンを接続し、いつも通りにゲームを起動していただきます。
早速ゲーム内のロビー画面にてフリーズしましたので、その時のパソコン状態を順次調べます。

1.ハードウェア状態
 CPU温度・GPU温度・CPU負荷・記憶装置やネットワークの送受信状態をモニタリングしましたが、特に問題はありません。

2.Windows11(OS)状態
 APEXのゲームタスクのみがフリーズしている状態で、Windows11(OS)自体の動作は正常で、パソコン全体がフリーズしているわけではありません。
ネットワーク検索や他のアプリの起動も正常にできる状態でした。

電話口で状態を確認させて頂いた際には、ひょっとしたら電源ボックスやグラフィックボードのハードウェア故障を疑いましたが、OS自体は安定して動作しているので致命的な故障ではなさそうです。
いろいろお話をお聞きすると、実は3日程前にAPEX LEGENDS内でアップデートがあり、その後からフリーズが頻発するようになったとのことでした。

念の為、ゲーミングデスクトップの構成を確認します。
[CPU] Core i5 6500 ※2015年製
[メモリ] 32GB
[GPU] Geforce GTX 1060
[記憶装置] SSD 240GB / HDD 1TB
APEX LEGENDSのゲーム最低動作環境は満たしているようです。

当店の診断では、パソコンのハードウェアやソフトウェアに特に問題はなく、APEXゲーム側の問題との結論となりました。
お客様にパソコンをお持ち帰り頂いた後に、ネット検索にてAPEXプレイヤーで同現象で悩まれている方がいないかを探しました。
やはり数人の方が、先日のゲームアップデートから同不具合が発生し、まともにプレイできない状態のようでした。

お客様にもこの情報をSNSでお伝えし、次のゲームアップデート後などに再度プレイを試していただくことをお願いして、今回の診断は終了です。

未来オフィスNAOでは、特定のゲームやソフトでの突然の不具合などにも、独自の専門知識とスピーディーな診断で迅速に対応いたします。
パソコンや無線WiFiなどの不具合でお困りならお気軽にお問い合わせください。

パソコン診断用パーツの動作確認-京丹後市・出張PC修理

出張訪問や持ち込みでパソコンの故障箇所を診断するには、パソコン内の各パーツを単品で動作確認していく作業が必要となります。
パソコンを構成する部品には、マザーボード、CPU、メモリ、記憶装置(SSD/HDD)、電源ボックス、DVDドライブ、冷却ファンなどがあります。
それぞれ年代や規格によりいくつもの種類があり、故障時の迅速な動作確認を実現するには、ある程度の中古部品を保管しておく必要があります。

とある日、長い間使用していなかった道具箱を整理していると、新品のグラフィックボード(VGAカード)が出てきました。
このパーツは確か8年ほど前に、動作確認用に購入した部品のひとつです。
nVidia製のGeforce GT710を搭載した玄人志向製のロープロファイル対応のグラフィックカードです。

早速、正常に動作するかの確認の為、動作確認用の暫定パソコンに装着し、単体での動作を確認していきます。
デジタル接続(DVI)、アナログ接続(D-Sub)でも正常に動作しましたので、今後の故障診断部品の一つとして保管していくことになります。

未来オフィスNAOは、10年以上前に購入されたパソコンでも診断&修理することができるパソコン修理専門店です。
突然ートパソコンが起動しなくなった、古いデスクトップパソコンの動作が遅くて仕事に使えないなどの、パソコンに関するどんなお悩みでもプロがその原因と対策を速やかに提案いたします。

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