交換

富士通製・一体型デスクトップのSSD換装&Windows11代行アップグレード-京丹後市からの持ち込み

富士通製一体型デスクトップのSSD換装およびWindows10から11への代行アップグレードです。

お客様自らNAO事務所までパソコンを持ち込まれ、数日お預かりさせて頂くことになりました。

■パソコンの構成 ※約10年前の製品
[機種] 富士通 FMV ESPRIMO FH77/UD
[CPU] Core i7 4712MQ (4コア)
[メモリ] 8GB
[記憶装置] HDD(2TB)
[初期OS] Windows 8.1

まずはSSD換装する為に内蔵されているハードディスクドライブ(2TB)を新品SSDへクローン(複製)しますが、特定セクタでエラーが発生します。
ハードディスクを診断すると、不良セクタがあるようで、クローンソフトの設定を変えてリトライしても失敗します。
仕方がないので、新しいSSDドライブにWindows10のクリーンインストールを行ってから、続けてWindows11へのアップグレードを行います。

ネットに接続し、まずはWindowsのライセンス認証を通過させ、続けてバックアップしておいたな設定や各種ファイルを手動で移動させます。
WindowsUpdateより24H2の最新状態にしてから、デバイスマネージャーなどで内蔵機能が正常動作しているかを一つずつ確認してきます。
カメラ、Wi-Fiアダプタ、スピーカー&マイク、DVDドライブなどが全て正常動作していることを確認しました。

約3時間ほど様々な設定を行いながら再起動やシャットダウンを繰り返し、おかしな挙動もなく安定して動作していましたので、あとは後日お客様に返却して動作確認頂くことになります。

京丹後市や丹後半島地域にお住まいの方で、10月14日にサポート期限を迎えるWindows10をまだお使いの方は、未来オフィスNAOまでにお気軽にお問い合わせください。

DELL製ノートパソコンの内蔵ボタン電池交換・Windows11/Inspiron-京丹後市内の整備工場

本日は京丹後市の整備工場事務所にてDELL製ノートパソコンの内蔵ボタン電池交換(バッテリー交換)です。

ノートパソコンやデスクトップパソコンには、内部にボタン電池が搭載されています。
このボタン電池は、パソコンの最も重要な基本システム設定(BIOS/UEFI設定)を間保存するために搭載されています。

ボタン電池の容量が無くなると、パソコンを起動する度に英語の警告画面などが表示されるようになります。
キーを押したりマウスをクリックすればWindowsは起動しますが、毎回この操作が手間になります。

当店の修理経験では購入からだいたい約6~7年くらい経過すると、一部のパソコンでこの状態になります。
長電源コンセントにも接続せず、長期間使用しなかったパソコンなどに発生しやすい症状です。

デスクトップパソコンは、ケースのサイドパネルを外すと簡単にボタン電池のソケットにアクセスできますが、ノートパソコンは基本的に裏蓋を外してから電池交換を行う必要がありますので手間がかかります。

京丹後市や丹後半島地域にお住まいの方で、パソコン起動時におかしな英語メッセージなどが表示される方は、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせください。

Wi-Fiネットワーク障害復旧・LANケーブル交換&メッシュ再設定

お盆真っ只中ですが、京丹後市の整備工場様よりネットワーク障害の連絡があり、直ちに出張対応させて頂きました。

現地にてネットワークを確認すると、Wi-Fi接続がダウンしています。
タブレット(iPad)からWi-Fi接続すると、接続認証が完了せずクルクルとリトライしている状態です。

お客様もお盆の休業中でしたが、午前中は通常通り無線ネットワークは使えており、午後から急にレスポンスが悪くなり接続不可になったようです。

まずはネットワーク機器(ルータ・無線AP)の再起動を行いましたが、自動復旧しません。
全ての通信ケーブル配線の緩みなどを確かめてみましたが、これでも復旧しません。
ちなみに有線ケーブルでのネットワークは正常に動作しています。

Wi-Fi機器の管理画面にログインできない状態でしたので、続いてWi-Fi機器を工場出荷状態に戻すと、やっと管理画面には入れるようになりました。
Wi-Fi機器の管理画面上で異常な箇所を探していると、上位のルータとの接続が正常に行われていません。
ただし機器のリンクランプは正常に点灯しています。

まさかと思い、持参していたLANケーブルに交換してみて再度動作確認を行うと、Wi-Fi機器とルータ間の通信が復旧しました。
どうやら原因はLANケーブルだったようです。

事務所から適切な長さのLANケーブルを持参し、ケーブルを配線し直し、Wi-Fi機器(親機)が正常に復旧したことを確認できましたので、最期にWi-Fi機器(子機)を繋いでメッシュWi-Fiの設定を行い、全て元通りとなりました。
LANケーブルの初期不良は何度か経験がありますが、正常に動作していたケーブルが内部断線などにより不良品となるのはあまり経験がありませんでしたので、復旧まで少し手こずりました。
お客様に詳細を説明し、この状態でしばらく様子見をして頂くことになりました。

京丹後市や丹後半島地域にお住まいの方で、突然のネットワーク障害などでお困りの方は、出張修理の未来オフィスNAOまでお気軽にご連絡ください。

NAO事務所メインモニタ交換(23.8→31.5型)-京丹後市のNAO事務所

NAO事務所のメインパソコンのモニタを交換しました。
交換前はIO-DATA製の23.8インチモニタでしたが、交換後は飯山電気(iiyama)製の31.5インチモニタになりました。

交換の目的は、最近はゲーミングデスクトップの持ち込み診断がたまにありますので、ディスプレイポート(DP)接続を入力できるモニタが必要になったことによります。
また最近、夜になると目の疲れを感じることが多くなり、夜に字が見えにくくなるのが気になっていました。より大きなインチサイズのモニタにして、目とモニタ間の距離(焦点処理)を少しでも離したいと考えていました。

交換前と交換後にモニタの消費電力を調べてみました。
交換前のモニタは16~17Wほどの消費電力でしたが、交換後のモニタは23W前後です。
インチ数が23.8インチから31.5インチに上がったのに、この消費電力は凄いですね。軽く倍くらいになると予想していたのですが、これは嬉しい誤算です。

また交換したモニタにはUSBハブ(3.2 Gen2)も搭載されており、これでモニタ裏面の配線周りもスッキリしそうです。

■ディスプレイ解像度のアップ効果
解像度がフル(1920×1080)からWQHD(2560×1440)に変わると、とにかく縦の長さが伸びたことに一番恩恵を感じます。
特に動画編集ソフトや縦に長いWEBコンテンツを閲覧するのがとくかく楽になります。
また横の解像度も1920から2560になりますので、2つのウインドウ(作業)を横に並べて見比べながら行うのも1つのディスプレイでできます。

4Kサイズや今回のWQHDサイズのモニタでは、Windowsの拡大率を調整してみやすさを使用する方も多いですが、私も数日かけてこのあたりを調整していこうと考えています。

京丹後市や丹後半島地域にお住まいの方で、モニタの増設やサイズアップなどをお望みの方は、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。

Windowsブルーバック画面(BSOD)原因診断・大手ゲーミングデスクトップ(ハイエンド)-京丹後市内からの持込診断

京丹後市内のお客様が5月に持ち込まれたゲーミング・デスクトップパソコンに関する診断&故障箇所調査に関する投稿です。
今回は当店でも珍しいハイスペックな構成ですので、少し前の作業ですがご紹介させて頂きます。

もともとは大手通販会社の人気ゲーミングデスクトップを購入され、CPUをより強力なものに自ら換装されたお客様からの依頼でした。
CPU換装後にしばらく正常動作していたらしいのですが、その後システム動作が不安定になったことから、一度バックアップをとってからWindowsのクリーンインストールを試みたところ、何度やってもインストール中の同じ進捗位置でブルーバックが発生し、どうにもならないことから当店に連絡をされたとのことでした。
ゲーミングデスクトップの構成は以下の通りです。

◆ゲーミング・デスクトップパソコン構成
[CPU] Intel Core i9 14900KF / 24コア / 125-253W
[メモリ] 128GB
[記憶装置] SSD(M.2)
[グラボ] Geforce RTX

羨ましいスペックですね。NAOのメインパソコンより遥かに凄い構成で笑えてきました。
こういった症状のパソコンの場合は、まずは記憶装置(SSD)や電源ボックスなどをひとつずつ当店の在庫品と交換して、個々のパーツが正常動作しているかどうかを確認していきます。

当店で在庫のあるSSDと電源ボックスの交換を行った後に、Windowsインストールを行いましたがやはりブルーバックが発生しました。
これで故障箇所はマザー、グラフィックボード(Geforce RTX)、CPUのいずれかであることになります。
ちなみにメモリは4枚挿しですが、お客様が1枚挿しの状態にしても症状は変わらなかったらしいのでメモリに問題は無いと思われます。

今回のお客様は、お客様自身でCPUを換装されるほぼパソコンの知識が高い方でしたので、まずはご自宅で換装前のCPUに戻しブルーバックが発生するかどうかを確認し、CPUの故障判定を最優先に行って頂くことをお願いしました。

後日、お客様からSNSで連絡があり、換装前のCPUにもどしたところ、インストールが正常に行えたとのことでした。
ということは、換装用に新規購入されたCPUに問題があったということになりますね。

既にお気づきの方は多いと思いますが、今回お客様が換装されたCPUは少し前に問題となった「インテル13/14世代問題」の対象となっているCPUです。
Intel製チップのマイクロコード内に不具合があり、アルゴリズムが誤動作し動作電圧の上昇が起こってしまい、CPUを破損させてしまうというあの問題です。
2024年夏くらいに騒ぎとなり、各マザーボードメーカーなどが急遽BIOS対策を行いました。
お客様もこの問題のことは購入前に理解されており、今回のマザーボードにて修正BIOSの更新も既に行われていました。

CPUには保証がありますので、お客様がメーカーと直接修理交換交渉されているとのことでした。

京丹後市や丹後半島地域にお住まいの方で、パソコンの動作不良などでお困りの方は未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。
当店では、基本的にどこで購入されたパソコンでも診断させて頂きます。

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