5/10にWindows10からWindows11にアップグレードした業務用デスクトップへのリモートデスクトップ接続ができなくなったとの連絡を受け、原因究明と対応を行わせて頂きました。
担当者がパソコンを直接確認すると、本体の電源ランプはONでモニタは真っ暗な状態で、いつものようにマウスやキーボードを操作しても画面に何も映らない為、仕方なく電源OFF&ONをされたとのことでした。
ちなみにこのデスクトップ・パソコンは、基本24時間稼働しており、担当者が直接作業を行ったり、遠隔の事業所の端末からリモートデスクトップにて接続するなどして運用されています。
先日5/10にWindows11(24H2)へアップグレードしたばかりで、アップグレード後はそのまま連続運転していた状態でした。
現地にて、まずはWindowsのログ関連を解析しますが、特に致命的なものは見当たりません。
記憶装置の診断も正常です。
状況からして、Windows11にアップグレードしたことによるトラブルであることがが一番に考えられますので、まずは一番重要なソフトウェアである(ファームウェア)の更新を行い、しばらく様子見を行うことになりました。
持参しているUSBメモリを使い、昨年夏頃の安定していそうなファームウェアへの置き換え作業を15分ほどで完了し、パソコンを再起動後、様々な動作を確認しました。
最後に遠隔の担当者様からこのパソコンへのリモートデスクトップ接続を行って頂き、いつも通り操作できるとのことでしたので、とりあえずこのままの状態でこれまで通りの24時間運転を続けていただきます。
もし同様の不具合が再発すれば、Windows11をアップグレードではなくクリーンインストールしてパソコンの動作を再度検証する必要があることを担当者様に説明させて頂き、この日の作業は終了となりました。
Windows10からWindows11へのアップグレードでは、小さい細かな不具合が発生する可能性があります。
京丹後市や丹後半島などの京都北部にお住まいの方で、Windows11化による不具合でお困りの方は、未来オフィスNAOまでお問い合わせ下さい。



