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Thunderbirdメールトラブル対応(セキュリティ例外の追加)-京丹後市の店舗様

京丹後市内のお得意様である店舗様より、メールソフトにて突然メールの送受信ができなくなったとの連絡を受け、直ちに現地訪問&トラブル対応を行わせて頂きました。

この店舗様では、メールソフト(Thunderbird)を使ってメールの送受信を行っていますが、現地のデスクトップパソコンにて現象を確認させて頂くと、確かに「受信」ボタンを押しても何も反応がありません。
直ちにパソコンの再起動を行えば直るかもしれませんが、それでは不具合が再現せず原因がわからずとなるかもしれないので、この状態で原因を究明していきます。

受信ボタンを押してもエラーのポップアップウインドウさえ表示されません。
しばらく時間をおいてから再度受信ボタンを押すと、今度はWindowsデスクトップの右下の通知欄に一瞬何かが表示されました。
通知内容を確認してみると、Thunderbirdからの「セキュリティ例外の追加」に関する通知でした。

通知メッセージをクリックすると、Thunderbirdの「セキュリティ例外の追加」ポップアップが表示されました。
どうやらメール送受信の際にこの警告ポップアップが表示されるようになり、メールの受信などが一切行えてなかったようです。

昨日までこの警告は表示されず正常にメールの送受信が行えていたとのことですので、考えられる原因は2つ。
1.Thunderbird側のプログラム更新
 最近の自動更新によりセキュリティ関連の仕様が変わった
2.メールサーバー側のSSL証明書の更新
 サーバー側のSSL証明書において有効期限やその他の更新があった

原因がSSL関連ということで、パソコン側に問題は無いと思われましたので、「セキュリティ例外の追加」を承認してみると、未ダウンロードのメールが新着に表示されるようになり、メールの送信も問題なく正常にできるようになりました。
担当者様には、特にパソコン側に問題がないことを説明の上、同現象が再発した場合の対応をオペトレさせて頂き、この日の作業は完了となりました。

京丹後市や丹後半島にお住まいの方で、突然のパソコンのトラブルにお困りの方は、未来オフィスNAOまでお問い合わせ下さい。
当店はパソコン修理の専門業者です。とりあえず直ればいいという修理方法ではなく、原因と再発防止まで考えた「プロの修理対応」を日々行っています。

メールアカウント生成&Beckyアカウント設定

お得意様である店舗事務所にて、通販受注管理用のメールアカウントの追加です。

お客様が所有されているドメインに新規メールアドレスを追加し、パソコンやスマホから送受信できるようにします。
この店舗の環境では、通販店舗管理用の特殊な画面から独自ドメインのメールアカウントを発行できますので、まずはそこから新規メールアカウントを作成し、続いてメール管理ソフトに送受信アカウントを追加します。

普段扱うメール管理ソフトは、Microsoft製のOutlook系やMozilla製のThunderbirdがほとんどですが、こちらの店舗では昔からBecky(有限会社リムアーツ製)を利用しています。
ちなみにBeckyはシェアウェア(永続版4400円 ※2025.3.15現在)ですが、30日間無料で試用できます。
久しぶりにBeckyを操作しましたが、すんなりと設定が完了し、最後に手持ちのタブレットiPadから送受信のテストを行いましたが、特に問題もなくレスポンスも軽く、やっぱりBeckyもいいですね。

現在はブラウザタイプのメール管理ソフトが主流ですが、昔ながらのWindows用メールソフトといった感じのままで、こういった昔ながらのUIが好きな方にはおすすめです。

ちなみにWindows11にも対応しているようです。

プライベートクラウド(NAS)接続障害対応-パソコン&機器再起動

事務用端末にて、社内データ管理用のプライベートクラウド(NAS)への閲覧ができなくなったとの連絡を受け、直ちに現地確認させて頂きました。

状況確認を行うとプライベートクラウドのステータスランプは正常で、特に問題はなさそうです。
動作確認用の持参iPadから社内ネットワークにWiFi接続し、プライベートクラウドの反応を確かめたところ、クラウド側は正常に動作&反応しています。

続いて、Windowsパソコン側の診断です。
パソコンからネットワーク経由でプライベートクラウドに接続すると、エクスプローラーのウインドウが表示されますが、ウインドウ内が真っ白なままでエラーメッセージも表示されずタイムアウトもせずフリーズ状態です。
起動されているウインドウアプリケーションを全て強制終了させ、Windowsパソコンを一旦再起動させ、念の為、プライベートクラウドも再起動させたところ、再起動後は問題なくプライベートクラウドに接続できるようになりました。

このパソコンは昨年Windows11にアップグレードを行わせていただいたのですが、事務処理用に特殊なソフトウェアが常時起動されています。
今回の現象は再起動すれば復旧することをお客様に説明させて頂き、もし現象が頻繁に再発するなら詳しく診断させて頂くことをお伝えし、この日の作業は完了となりました。

DELL製デスクトップ電源ボックス交換&内部清掃-京丹後市の店舗事務所

DELL製のデスクトップが前日から数回、突然電源が落ちるようになったとの連絡を受け、早速診断と修理に伺わせて頂きました。

診断時にはパソコンが起動していましたので、早速ログを確認し、前日正午くらいから計5回の突発的なシャットダウンが発生していました。
症状からは、電源ボックス故障、マザーボード故障、放熱不具合などが考えられますが、一番可能性の高い電源ボックスの交換と内部清掃を行って、しばらく様子見をすることになりました。

本体を分解すると、やはりCPUファンとヒートシンクの間に埃がビッシリ詰まっています。
このパソコンの電源ボックスは、DELL製の特殊ピンタイプの電源ボックスですが、当店にて在庫を持っていましたので、そのまま交換を行いました。
続けてCPUファン周りの埃清掃を行い、メモリも念の為に一度抜き差しし、再度組み上げて動作確認を行いました。

パソコンは問題なく起動しましたので、しばらくこの電源ボックスで様子見を行って頂き、突発的なシャットダウン症状が再発するかどうかを検証することになります。

今回は第6世代のintel製i3を搭載した10年前のパソコンですが、NAOではどんなメーカーやOSのパソコンに関する診断も受け付けています。
京丹後市や丹後半島にお住まいの方で、パソコン修理のプロによる支援や診断を必要とされている方は、NAOまでお気軽にお問い合わせください。

デスクトップパソコン高速化(SSD換装・メモリ増設)と詳細診断

前回の投稿(午前の作業)に続き、午後からWindows10デスクトップパソコンの詳細診断と高速化(SSD換装&メモリ増設)を行いました。

デスクトップパソコン内のハードディスクを取り出し、持参ノートパソコンに接続してハードディスク(HDD)から新規SSDへのクローン(複製)を開始します。
クローンには1時間弱ほどかかりますので、その間にデスクトップの詳細診断とメモリ増設を並行して行います。

ハードディスクを取り出された起動ディスクが無い状態のパソコンを電源オンしてみます。
ビープオンがしましたがいきなりBIOS(UEFI)画面が表示されません。
ハードディスク取り外しの際にメモリが緩んだ可能性もあるので、メモリ(4GBx1枚)を一度抜き差ししてから再度電源を入れてみますが、同じく起動しません。
CMOSクリアを行っても症状は変わらず。これはハード的になんらかの故障が発生しているようです。

まずはメモリの故障を考え、メモリをもう一つの空いたメモリスロットに差してから電源オンしてみます。
こちらは正常にBIOS(UEFI)画面が起動します。もとのスロットにもう一度差すとやはりNG。

ここで事務所から持参してきた同規格(DDR3)の4GBメモリ2枚組を2つのスロットに差してみます。
問題なく起動し、どちらのメモリも正常に認識されています。どうやらメモリの故障で間違いないようですね。
午前中の診断で感じた操作の際の嫌なひっかかりも、ただハードディスクの読み書きが遅いだけでなく、故障したメモリが影響していた可能性が高いと考えられます。

換装したメモリ(2枚組)は安定して起動しますので、そこにクローン(複製)作業にて完成したSSDを接続し、Windows全体の動作を確認してみます。
問題なくWindows10が起動し、驚くほど速くなりました。操作時の引っかかりなども全く感じず快適です。

お客様にメモリ故障を伝え、仮組みしていた部品を正しく組み立て直し、最後にこのパソコンを一番利用されている担当者様に最終動作確認を行っていただき、問題が無いことからこの日の修理&高速化作業は完了となりました。

京丹後市にお住まいの方で、Windowsパソコンの突然の不具合などでお困りの方は、パソコン修理の専門業者である未来オフィスNAOまでお気軽にご連絡ください。

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