デスクトップ

偽セキュリティ警告画面 - Windowsからの警告を偽装する偽広告に注意

GW明けの朝、お得意様からのSOSを受け、現地にてお客様のパソコン上に表示されている画面(写真の通り)を確認しました。
これは偽のセキュリティ警告画面の実際の画面です。

Windows11のブラウザ(Edge)にて、日々日課となっている大手ポータルサイトのニュース記事などを巡回している際に、とあるバナー広告をクリックしたところ、このような偽セキュリティ警告画面が全画面表示されたとのことです。

大手ポータルサイトには、ページ上に様々な広告が埋め込まれています。しかしこれらの広告には、稀に悪意を持った広告が含まれている場合があります。
この偽セキュリティ警告画面は、一般的に「偽警告」と呼ばれているもので、お客様のパソコンがウイルスに感染しているものと勘違いさせ、表示されている電話番号に電話をかけさせ、遠隔操作やウイルス駆除費を請求するなどの被害をもたらします。


画面だけみると、いかにもWindowsに標準で搭載されているセキュリティ機能があなたに警告しているように偽装していますが、すべて嘘です。
これらの画面が表示されたら、Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーを開き、Edgeなどのプロセスを終了するだけで、警告画面はすべて消えます。
その後に、怪しいプログラムなどがインストールされていないかを確認し、アプリとブラウザコントロールのセキュリティ設定が正しく動作していることを確認します。最後にパソコンを再起動して偽警告画面が再発することがないことを確認して処置は完了となります。

ちなみに当店のお客様でも、これらの偽警告に騙され、表示されている電話番号にうっかり電話をしてしまい、相手の巧みな話術に誘導され、クレジットカードで支払いを行った方や、遠隔操作されシステムに怪しいバックドアを仕込まれた方など、実際に被害を受けられた方がいらっしゃいます。

京丹後市近郊にお住まいで、このような偽警告画面が頻繁に表示されるなどでお困りなら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。

パソコン高速化(デスクトップ/Windows)

宿泊施設で使用されているデスクトップが高速化の為に当店に持ち込まれました。 宿泊施設のパソコンなどは、繁盛期となる冬の蟹シーズンにフル稼働する為、なかなか引き取ることができません。

このパソコンも繁盛期が終わった4月に持ち込まれました。 起動してみると、スイッチオンからまともなマウス操作が可能となるまで10分ほどかかりました。 遅さの原因は、もともとがハードディスク搭載モデルであることや不要なソフトがたくさん常駐していることによります。

早速、ハードディスクからM.2 SSDへの換装を行い、ドライブをまるごと複写します。 続いて最初の電源ON時に英語のエラーメッセージが表示されていたので、内蔵のボタン電池を交換して修理。 最後に不要なソフトなどをまとめて削除して作業は完了です。


再び組み立て直し、いざ起動してみると、起動時間は10分以上から20秒未満まで短縮しました。 購入してから日々どんどん遅くなるパソコンに嫌気がさしているなら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。予算にあった様々な高速化などを提案できます。

デスクトップ高速化(M.2 SSD換装)

SSDには2種類あります。一つはシリアルATA接続タイプのSSD、もう一つはM.2スロットタイプのSSDです。 3年程前に当店が納入した業務用デスクトップパソコンを利用されているお客様より、SSD(シリアルATA)をより高速なM.2スロットタイプに換装してほしいとの要望があり、作業を行いました。

換装前500MB/sだったシーケンシャルリードが3000MB/sとなり、Windowsの起動や操作レスポンスがより快適になりました。 M.2スロットタイプのSSDに換装するには、基本マザーボードにスロットが必要ですが、スロットの無いパソコンでもPCI-Expressスロット経由で拡張することも可能です。


今あるパソコンが遅くなったが、少し予算をかけて今の環境のまま高速化を行い、あと数年は継続使用したいとお考えなら、未来オフィスNAOにご相談ください。

高速M.2ドライブ増設(SSD追加)

当店で2年程前に組み立てた写真のデスクトップパソコンは、起動ドライブにM.2 SSDドライブした高速デスクトップパソコンです。

この度作業用にドライブをもう一つ追加する必要があり、2枚目のM.2 SSDドライブを増設しました。 速度と発熱が抑えめのモデルを選びましたが動作は良好です。

未来オフィスNAOでは、京丹後市近郊までならデスクトップパソコンからノートパソコンへのSSD換装を出張で対応できます。 数年前のパソコンをお使いの方で、少しパソコンの速度やレスポンスがきになっているという方はお気軽にお問い合わせ下さい。

パソコンが起動しない原因究明&出張修理

このパソコンは前法人時代であった約6年前に私が設置したメーカー製デスクトップです。
電源ボタンを押すと、電源ランプがハードウェア故障を意味する光り方をしました。

こういった場合、まずは故障の原因をとなっている部品を特定します。
接続されている部品を取り外し、パソコンが起動する最小限の構成にして、どの部品に問題があるかを一つずつ確認していきます。
しかし、一番故障の可能性が高いと思われた電源ボックスを交換しても現象は変わらず、一番重要な部品であるマザーボードの故障が疑われる状態となりました。

最後の手段として、マザーボードの設定を初期化する作業を行ってみます。するとパソコンが起動するようになり画面も正常に表示されました。しかし一度システムをシャットダウンすると、その後の起動でまた同様の現象が発生します。原因はマザーボードに取り付けられているボタン電池で確定しました。


通常パソコンに内蔵されているこの電池の残量が寿命で無くなっても、パソコン起動時に英語のエラーメッセージが表示されるだけで起動はするものです。しかしメーカー製パソコンは起動時に独自のハードウェア診断などが組み込まれているので、その診断でエラーとなり正常に起動しなかったんだと思われます。


この日は機材車に積んでいた中古のボタン電池を取り付け、パソコンが正常に動作する状態にして帰りました。
今回の作業時間は現地にて1.5時間です。後日新品のボタン電池に交換して作業は完了となります。

パソコンはメーカーや機種によって、故障時の動作や現象も様々です。
もし京丹後市周辺にお住まいで、パソコンが不安定になり困っている方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

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