2024年 1月 の投稿一覧

パソコンを重くする正体不明なソフトの除去-WinZip System Utilities Suite

お得意様より「デスクトップパソコンの画面に見慣れないソフトが表示されるようになった」との連絡を受け、その調査と除去に出張いたしました。

ソフトの正体は、WinZip System Utilities Suiteという無料ソフトでした。
WinZipというのは、かつてはWindows用の無料ファイル圧縮解凍ソフトとして有名でしたが、Windowsに標準でファイル圧縮&展開機能が搭載されてからは不要になったソフトです。
このWinZipにも現在は様々なシリーズがあるようで、このSystem Utilities Suiteは、レジストリのクリーニングや不要なプログラムのアンインストール、一時的キャッシュの削除、ディスクの使用状況などが確認出来るようです。
ヒアリングにおいても、このソフトを自ら入手した記憶は無いとのことでした。


この手の無料ソフトは、パソコンに常に負荷をかけ続け、操作のレスポンスを非常に悪くしますので、現在は不要なものです。

お客様に内容を説明させて頂いた後、WinZip関連のアプリをすべてアンインストール、サービスも全て無効にしました。
最後にパソコンを再起動し、このソフトが自動で起動しないことを確認して作業は完了となりました。

WinZip System Utilities Suiteの入手経路については、正確にはわかりませんが、おそらく以前からこのパソコンには圧縮解凍のみのWinZipというソフトがインストールされていて、最近になりネット経由でこのソフトのアップデートが行われ、その際に上位グレードのWinZip System Utilities Suiteに置換されたものと考えられます。

京丹後市にお住まいの方で、ある日突然、見慣れないソフトの画面が表示されるようになってどうしていいのかわからない場合は、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。

所得税青色申告・電子帳簿保存-パソコン&会計ソフトを使った電子取引データの保全

昨年度(令和5年度)分の確定申告を本日e-Tax経由で行いました。
昨年10月のインボイス制度開始後、初めての確定申告となります。

所得税青色申告決算書の様式も少し変更があります。

■売上(収入)金額の明細記載欄の追加
■仕入金額の明細記載欄の追加

要は売上先と仕入先について、それぞれ上位4つまでの相手先の登録番号(法人番号)または所在地を記載し、その取引金額を記すことになります。
取引額が5位以下の売上先と仕入先は合算して記載します。

確定申告書では、扶養控除の対象となる国外居住親族の要件が厳格化されています。


【令和6年1月より全事業者に対し電子取引データの保存が完全義務化】

国税関係帳簿(仕訳帳、総勘定元帳、経費帳、売上帳、仕入帳など)、決算関係書類(損益計算書、貸借対照表など)、発行した取引関連書類(請求書、領収書、見積書、契約書など)は、個人事業主で5年(最大7年) 法人で7年(最大10年)の間、電子取引データとして適切に保存する義務があります。
もし電子データの改竄(かいざん)や不正が認められた場合は、100万円以下の過料が科せられることもあります。

既にパソコンなどに電子帳簿保存法に対応した会計ソフトと導入し、対策は万全の個人法人の方は多いと思われます。
パソコンの記憶装置内とクラウド上にも常時データバックアップを行っているような運用なら及第点だと思いますが、クラウドへのデータ保存も常に安全に保存されているものとは過信はしないでください。
※クラウドを提供している企業側は保存されているデータすべてに責任を負っているものではありません。

また税務調査時にインボイス(適格請求書)などの紛失が発覚してしまうと、仕入れ税額控除が無効となり、消費税の追納なども発生し大きな負担となることも考えられます。

未来オフィスNAOでは、通常の有料クラウド運用に加え、プライベートクラウドを使った自動バックアップや三重バックアップなど、あなたの環境に合わせた最適なバックアップを設計&導入することができます。

メッシュWi-Fi(ワイファイ)接続障害-京丹後市の一般戸建て住宅

昨年春、当店より京丹後市内の一般戸建て住宅向けに設置させて頂きましたメッシュWi-Fiシステムをご利用中のお客様から、今朝から突然接続ができなくなったとの連絡を受け、現地にて原因究明と復旧作業を行わせて頂きました。

早速、タブレットからメッシュWi-Fiに無線接続を行いましたがアクセスポイントは即座に正常接続できますが、いざネットブラウジングなどの通信を行うとうまく閲覧できません。上位のルータにパケットが全く飛ばないような状態になっています。ケーブルの抜けや各機器を再起動しても現象は同じです。


調査の結果、最近Wi-Fiルータ内のOSが自動アップグレードされたようであり、アップグレード後に既存の設定通りに機器が作動していない可能性が高いと考えられました。
既に新OSにアップグレードされている状態で、各機器に対して初期化(工場出荷状態に戻す)を行い、再びメッシュWi-Fi設定を手動で行いました。

設定後、各機器を再起動して従来通りにメッシュWi-Fiシステムが構築されていることを確認し、スマホ、タブレット、ノートパソコン、AndroidTVなどから正常接続できることを確認し作業は完了しました。

京丹後市やその近隣市町村にて、無線Wi-Fiや有線などの接続障害にお悩みなら未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせください。

スマホ設定・不具合対応 ー 京丹後市の出張iPhone iPad Android技術サポート

京丹後市のお得意様より、スマホにて業務関連のメールが送受信できなくなったとの連絡を受け、その対応に出張させて頂きました。

現地にてスマホの現象を確認し調査したところ、昨年末に公式サイト管理を委託されている法人側で、セキュリティ強化などのなんらかの対策が行われており、既存のメール設定(IMAP接続)のままでは接続できなくなっていました。

未来オフィスNAOでは、iOSやAndroidなどのOSを搭載したスマホ、タブレットなど、基本的にどんなモバイル端末でも対応させて頂いております。


スマホのアプリ導入、各種設定、不具合の原因究明から対応まで、ネットワークのスペシャリストが、あなたの事務所やご自宅まで直接訪問させて頂き、速やかに対応させて頂きます。
※出張サポートは京丹後市、与謝野町、伊根町、宮津市まで可能です。

Windowsデスクトップ・パソコン起動不具合の修理 ー 京丹後市の持込PC修理

新年、明けましておめでとうございます。
年始は1月6日から営業を開始する予定の未来オフィスですが、本日新規のお客様からデスクトップ修理の依頼がございました。

お話をお聞きすると、Windowsデスクトップのパソコン修理のために京丹後市内のパソコン専門店に持ち込みを行われたようですが、年始の休業日だったとのこと。
その場で途方にくれていたところ、スマホで近くのパソコン修理店を探し、同市内の当店に連絡をされたようです。

20分ほどで当店に持ち込み頂き、まずは不具合の現象を確認します。
Windows10を起動するとサインイン画面の背景のまま、サインイン入力欄が表示されず何もできません。
時間がかかりそうでしたので、お客様にはおかえり頂き、引取修理という形で詳細の原因究明を行います。


このデスクトップは約10年前のAMD-CPUを搭載したTDP25Wの省電力パソコンでした。
各種調査の結果、Windowsソフトウェアのスタートアップ部分の破損が一番考えられます。
通常はここでスタートアップ修復してもよいのですが、お客様に確認したところ、より高速な新規SSDに換装してもよいとのことでしたので、新規SSDにWindows10をクリーンインストールさせて頂くことになりました。
続いて、旧ハードディスクから抽出できるデータを全て新規SSDに複写して、無料オフィスやPDFリーダーなどの必要ソフトを導入して作業は完了です。

新規SSDにてWindows10を起動すると、問題なく高速に起動しますので、やはりWindowsソフトウェアの破損が原因だったようです。
ちなみに換装前のハードディスクは12年前(2012年)製造のものでした。

京丹後市にお住まいの方で、ある日突然、大事なパソコンが起動しなくなったら、慌てずまずは未来オフィスNAOまでご連絡願います。

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