2023年 10月 の投稿一覧

HDD→SSD換装&SFX電源ボックス交換

先日、記憶装置(HDD)の故障が判明した約9年前に販売させて頂いた業務用デスクトップですが、そのSSD換装工事を行いました。

HDDからSSDへの交換作業を行う前、本体内部がやけに高温であることに気づき、側面に設置されている電源ファンの回転を調べたところ、どうやら電源ファンが正常に回転していません。どうやら電源ボックスも限界のようです。

急遽、機材車に準備している特殊なタイプの電源ボックスの在庫品を使用し、電源ボックスの交換作業を行いました。これでケース内が高温になることはありません。


続いて本題である記憶装置の交換に取り掛かります。不良クラスタが多発しているHDDに対し、クローンする前の下準備を行ってから、SSDへのディクスクローン(複製)を行います。クローンは特に問題もなく正常に完了しました。

次にCPUのヒートシンク周辺や、電源ボックス周辺の埃などを掃除機とブラシで簡易清掃してから再度パソコンを組み立てます。

最後に、お客様が普段利用されている会計ソフトや銀行関連の動作確認を行って頂き、特に問題が無いことを確認して作業は終了となりました。

この日の電源交換&SSD換装作業は、開始から終了まで約2時間20分でした。

尚、電源交換の際、電源ボックスのATX電源コネクタ端子がマザーボード側の電源コネクタ端子に差し込めず焦りましたが、電源側のコネクタをニッパーで加工するなどして対応しました。

パソコンの寿命(記憶装置交換 or デスクトップ買い替え)

お得意様から緊急の連絡があり、会計端末として利用しているWindowsパソコンにてキーボード入力ができなくなったという一報を頂き、直ちに出張訪問を行いました。

前日に停電が数度あった件などを日ヒアリングした後、一度ACコンセントなどをすべて抜いて起動してみますが、確かにキーボード入力が効きません。次にキーボードケーブル(USB)の差し口を変えてみたところ、キーボード入力が可能となりました。どうやら停電で、USBのプラグアンドプレイ接続がおかしくなっていただけのようでした。

再度パソコンの電源をOFFし、起動後何度か動作を確認しましたが、キーボード入力は問題ないようです。


ここで作業は完了ですが、少しハードディスクの読み込み速度が気になったので、記憶装置の健康診断を実施しました。

その結果、やはり記憶装置がもう限界で、不良クラスタがかなり増えている状態でした。不良クラスタが発生しだすとその代替クラスタを処理する為に、記憶装置の読み出し書き込みレスポンスは大きく低下します。

このハードディスクはもう寿命と判断し、お客様に状況を説明し、後日ハードディスクから最新のSSDへの交換作業を行うことになりました。

このパソコンは当店が前法人時代であった約9年前に業務用デスクトップとして販売設置したものでしたが、9年で寿命となりました。

ただしこのパソコンはSATA接続でも6Gに対応している時代のモデルですので、最新のSATA版SSDが規格値のまま利用できるはずですので、パソコンの買い替えではなく、記憶装置の交換(HDD→SSD)をお勧めしました。

SSD交換作業の様子はまた後日投稿します。

パソコン・ドライブ廃棄(ハードディスク・SSD)

お客様の事務所やご自宅で交換したハードディスク(HDD)やSSDなどの故障したドライブは、台数がまとまった段階で電動ドリル、ハンマー、スプリッタなどの工具を使って内部の基幹部品を破壊し、データを読みだせなくしてから廃棄処分します。

もう使わなくなったノートパソコンの中にまだデータが残っているけど、確実に他人に読み取られない方法で確実に廃棄をしたいということなら、当店の物理破壊サービスをお試し下さい。


未来オフィスNAOでは、中古ドライブなどの販売は一切行っていません。故障交換などでお客様から受け取った古いドライブは、確実に写真のような廃棄処分を行っています。

ラベルプリンター専用ソフト起動不具合-Windows記憶装置のドライブ故障

お得意様である京丹後市内の店舗様より、店舗で使用しているラベルプリンター用の専用デザインソフトが突如起動できなくなったとの連絡を受け訪問させて頂きました。

プリンターメーカーの電話サポート窓口へ不具合への対応をお願いした結果、パソコン側になんらかの問題がある可能性を指摘されたとのことでした。

まずは機器の状態を確認し、専用ソフト(ラベルデザインソフト)の不具合をお客様に再現して頂きます。
ソフト起動時に警告ポップアップが表示されており、起動時に必要ななんらかのファイルが足りないようなので、一旦専用ソフトをアンインストールし、パソコン再起動後、再度この専用ソフトをインターネットからダウンロードし、再インストールしてみます。
再インストールの結果、ソフトは正常に起動するようになり、ラベルプリンターとの通信も正常に行えていることを確認しました。


ちなみに未来オフィスNAOでは、ここで復旧作業は完了とはなりません。
問題は、なぜ突然、この専用ソフトの起動不具合が発生するようになったかということです。

続けてパソコン上で最近おかしな現象などがなかったかをお客様にヒアリングします。
デスクトップ上のファイルが気がついたら消えていた、消えないフォルダやファイルがあるなどの事象を聞き出します。
今回の起動不具合が起動に必要なファイルのロスト(喪失)と考えると、その他の現象も含め、記憶装置(ハードディスク)に何らかの問題がある可能性が高いと考えられます。

ちなみにパソコンは購入してから7年ほどとのこと。記憶装置の劣化を疑い、続けてディスク診断を行います。
ディスク診断後、やはり代替処理保留中のセクタ数が上昇していることから、記憶装置の劣化によるファイルのロストと断定します。

これまでの診断結果や状況をお客様に説明させて頂き、なるべく早めの記憶装置交換の必要性をご理解頂きます。
交換日程を調整の上、来週記憶装置を交換させて頂くことになりました。

ちなみにこのパソコンの記憶装置を交換すると、ハードディスクからSSDへの交換作業となりますので、このパソコンは記憶装置が新しくなりレスポンスも劇的に高速になると思われますので、メリットも非常に大きいと思われます。

WindowsにAI支援「Copilot(コパイロット)」実装

WindowsにAI機能が標準で組み込まれることになりました。早速いろいろ試してみましたが、結構使える場面があり、使いこなせばWindowsでの情報収集などの生産性が格段に高まると思われます。

Copilotは飛行機の副操縦士の意味。パソコン上でのあなたの作業を副操縦士が常にサポートしてくれます。

◆日本語翻訳や要約など Windowsの標準ブラウザであるEdgeでとある英語の記事を閲覧しながら、画面右にある「Copilot」に翻訳と要約をお願いすると、翻訳して要約した結果をリアルタイムで表示してくれます。

◆画像の解析 ブラウザ上で画像検索をしたり、パソコン内の画像を、画面右にある「Copilot」にドラッグしてから「これは何ですか?」と聞くだけで、その写真に関することを教えてくれます。例えば1枚の車の写真から、その社名やメーカーがわかり、その車の詳細について質問しながら知識を深めていくことができます。 残念ながら画像の加工などは、現状できないようですが、どんどんできることが増えていくと思われます。


※CopilotはWindows Updateにて「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしておくと利用できるようになります。

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