SSD

Windowsデスクトップ・パソコン起動不具合の修理 ー 京丹後市の持込PC修理

新年、明けましておめでとうございます。
年始は1月6日から営業を開始する予定の未来オフィスですが、本日新規のお客様からデスクトップ修理の依頼がございました。

お話をお聞きすると、Windowsデスクトップのパソコン修理のために京丹後市内のパソコン専門店に持ち込みを行われたようですが、年始の休業日だったとのこと。
その場で途方にくれていたところ、スマホで近くのパソコン修理店を探し、同市内の当店に連絡をされたようです。

20分ほどで当店に持ち込み頂き、まずは不具合の現象を確認します。
Windows10を起動するとサインイン画面の背景のまま、サインイン入力欄が表示されず何もできません。
時間がかかりそうでしたので、お客様にはおかえり頂き、引取修理という形で詳細の原因究明を行います。


このデスクトップは約10年前のAMD-CPUを搭載したTDP25Wの省電力パソコンでした。
各種調査の結果、Windowsソフトウェアのスタートアップ部分の破損が一番考えられます。
通常はここでスタートアップ修復してもよいのですが、お客様に確認したところ、より高速な新規SSDに換装してもよいとのことでしたので、新規SSDにWindows10をクリーンインストールさせて頂くことになりました。
続いて、旧ハードディスクから抽出できるデータを全て新規SSDに複写して、無料オフィスやPDFリーダーなどの必要ソフトを導入して作業は完了です。

新規SSDにてWindows10を起動すると、問題なく高速に起動しますので、やはりWindowsソフトウェアの破損が原因だったようです。
ちなみに換装前のハードディスクは12年前(2012年)製造のものでした。

京丹後市にお住まいの方で、ある日突然、大事なパソコンが起動しなくなったら、慌てずまずは未来オフィスNAOまでご連絡願います。

オールインワン・パソコンの起動不具合 - 液晶一体型WIndowsデスクトップ

デスクトップパソコンが起動しなくなったとの連絡を受け、初めての法人様のもとに出張させて頂きました。
本体はオールインワンタイプというメーカー製の液晶一体型のWindowsデスクトップです。
パソコンを起動すると、WindowsのBitLocker(暗号化機能)の回復キー入力画面状態となりWindowsが正常に自動起動しない状態でした。

このパソコンは、WindowsのBitLocker(暗号化機能)が購入時から有効になっているモデルであり、お客様側で回復キーのバックアップを行っていない状態でした。
回復キーがわからないので、今回はパソコン内部のデータを一切読み出すことができません。
ちなみにBitLockerは廃棄されたパソコンや盗難にあったパソコンから第三者が勝手に記録データを読み出すのを防止するための機能です。


続いてドライブ状態を調べます。Windowsがインストールされていた記憶装置(M.2)のCドライブがUnknown状態になっています。
これはWindows起動ドライブのファイルシステムが破損している状態です。
ファイルシステム破損の原因は記憶装置(M.2)の部品故障が第一に考えられますが、一応BIOS上ではメーカー名などが表示されていますので、デバイスとしては認識されているようです。

通常は新たな記憶装置(M.2)に交換して、そこにWindowsを新規インストールすることで復旧を行いますが、このパソコンは購入からまだ1年半程度しか経ってない新しいもので、メーカー保証や購入店保証などの保証の詳細が不明な為、まずは購入店に問い合わせいてから保証の有無を確認頂き、可能ならそちらから有償修理を申し込むことをお勧めしました。
当店としては、パソコン診断という形だけの作業となります。

以下は当店の考察ですが、このパソコンに搭載されているM.2という記憶装置(M.2)はGen4と呼ばれる部品が比較的高温になりやすいものです。
かつオールインワンというパソコン内部の冷却性能を高めることができない構造上の問題から、記憶装置が故障している可能性が考えられます。
もし当店で修理させていただくなら、ひとつ規格を落としたGen3の低発熱のドライブをチョイスさせていただくことになると思います。

ハードディスク故障に伴うSSD換装&高速化-Windows10クリーンインストール

お得意様よりノートパソコンのSSD換装工事を承りましたが、元のHDDに不良セクタが多発していて、通常のクローン作業ができず手こずりました。

性能からすると異常なほど動作の遅かったノートパソコンでしたが、不良セクタのせいでディスクIO速度の低下が酷く、あと数ヶ月そのまま使い続けていたら、おそらくWindowsも起動しなくなっただろうと思われます。

対処としては新規SSDにWindowsを新規クリーンインストールを行い、旧HDD内の必要なファイルをサルベージを行いながら新規SSDへ移行することになり、かなりの時間を要しました。


時間はかかりましたが、元が第7世代の高性能なi7のCPUを搭載していたこともあり、劇的に速く生まれ変わりました。 クリーンインストールなので、HDD内に溜まっていたゴミなども全てなくなり、新しい記憶装置であと数年間は快適に動作してくれる筈です。

どうしようもないほどレスポンスが遅いデスクトップやノートパソコンでお困りなら、未来オフィスNAOへお任せ下さい。

HDD→SSD換装&SFX電源ボックス交換

先日、記憶装置(HDD)の故障が判明した約9年前に販売させて頂いた業務用デスクトップですが、そのSSD換装工事を行いました。

HDDからSSDへの交換作業を行う前、本体内部がやけに高温であることに気づき、側面に設置されている電源ファンの回転を調べたところ、どうやら電源ファンが正常に回転していません。どうやら電源ボックスも限界のようです。

急遽、機材車に準備している特殊なタイプの電源ボックスの在庫品を使用し、電源ボックスの交換作業を行いました。これでケース内が高温になることはありません。


続いて本題である記憶装置の交換に取り掛かります。不良クラスタが多発しているHDDに対し、クローンする前の下準備を行ってから、SSDへのディクスクローン(複製)を行います。クローンは特に問題もなく正常に完了しました。

次にCPUのヒートシンク周辺や、電源ボックス周辺の埃などを掃除機とブラシで簡易清掃してから再度パソコンを組み立てます。

最後に、お客様が普段利用されている会計ソフトや銀行関連の動作確認を行って頂き、特に問題が無いことを確認して作業は終了となりました。

この日の電源交換&SSD換装作業は、開始から終了まで約2時間20分でした。

尚、電源交換の際、電源ボックスのATX電源コネクタ端子がマザーボード側の電源コネクタ端子に差し込めず焦りましたが、電源側のコネクタをニッパーで加工するなどして対応しました。

パソコン・ドライブ廃棄(ハードディスク・SSD)

お客様の事務所やご自宅で交換したハードディスク(HDD)やSSDなどの故障したドライブは、台数がまとまった段階で電動ドリル、ハンマー、スプリッタなどの工具を使って内部の基幹部品を破壊し、データを読みだせなくしてから廃棄処分します。

もう使わなくなったノートパソコンの中にまだデータが残っているけど、確実に他人に読み取られない方法で確実に廃棄をしたいということなら、当店の物理破壊サービスをお試し下さい。


未来オフィスNAOでは、中古ドライブなどの販売は一切行っていません。故障交換などでお客様から受け取った古いドライブは、確実に写真のような廃棄処分を行っています。

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