ウイルス&BOT

WindowsパソコンでのMicrosoft偽警告画面-京丹後市の事務所

定期的に発生するWindows偽警告画面(フェイクアラート)への対応です。
今回はお得意様の事務所で発生しましたので、5分で駆けつけ、直ちに対応してきました。

この警告画面は、Googleなどの検索エンジン結果の中から、悪意のあるサイトをクリックするといきなり表示されたりします。
これはパソコン自体がウイルスに感染しているのではなく、ブラウザ上で悪意のあるウェブサイトを表示させているだけですのでパソコンに問題はありませんが、警告音がして危険を煽り、表示されている電話番号に今すぐ電話することを促します。

Microsoftのサポート電話番号のように装っていますが、悪質業者の電話なので絶対に電話しないで下さい。
万が一電話をしてしまうと、ウイルスを駆除するという名目でパソコンへの遠隔操作を行わせ、その対価として法外な代金を請求してくるものです。

このような警告画面が突然表示されたらまずは落ち着いてから、Ctrl+Alt+DELでタスクマネージャーを起動し、ChromeやEdgeなどのブラウザをすべてプロセス終了するだけで、警告画面は消えます。
ブラウザを停止させた後、ブラウザの拡張機能やパソコンにインストールされているプログラムやアプリを確認し、特に問題がありそうなソフトウェアはありませんでしたので、もしもの時の対処方法を記したメモ書きをモニタ近くに貼り付けてこの日の作業は完了となりました。

京丹後市やその近郊地域の方で、突然の偽警告画面が表示されていてどうしていいかわからない場合は、未来オフィスNAOまで連絡願います。

偽装ウイルス警告&遠隔操作被害-京丹後市の一般家庭Windowsパソコン

以前取引のあった京丹後市内のお客様から「ウイルス警告が表示されて遠隔操作のようなことをされたかもしれない」との連絡を受け、直ちに出張訪問にて対応を行わせて頂きました。

詳細をヒアリングの結果、どうやらネットサーフィン中に突然写真のようなMicrosoftの標準セキュリティソフトを偽装した警告画面が表示され、同時に警告音が鳴り出したため、慌てて表示されている電話番号(国際)に電話をしてしまい、相手の指示に従い遠隔操作を受け、最後に作業代金を請求されたとのことでした。
幸い代金を支払う前の状態でしたので、金銭的な被害は国際電話料金のみですが、パソコンに悪質なソフトを仕込まれてる可能性がありますので早急に正常な状態に復旧する必要があります。

対処としては、まずはパソコンをオフラインの状態で起動し、Windows標準のシステム復元機能で遠隔操作される前のシステム状態に戻します。
次に起動サービス、常駐タスク、ブラウザ拡張機能におかしなものが潜んでいないかを確認します。幸いおかしな細工は行われていないようです。
続いてパソコンをオンライン状態にし、ウイルス駆除ソフトを最新化した状態でウイルス検出チェックを行います。問題はありません。
最後にブラウザの閲覧履歴やキャッシュデータを全て削除して復旧作業は完了です。


未来オフィスNAOでは、年に何度かこのような偽装警告の連絡を受けて対処させていただくことがあります。
写真のような警告画面が表示されスピーカーから大音量の警告音が鳴るような場合は全て偽装詐欺と思って頂いてかまいません。
落ち着いてパソコンを再起動すれば、いつも通りの正常な状態に戻る筈です。
表示されている電話番号への電話は絶対にしないで下さい。

ちなみに電話番号の先頭が「010」場合、国際電話への発信となります。今回は0101だったのでアメリカへの国際電話番号でした。
スマホ(ドコモ)から電話すると34円/30秒の電話料金(10分で680円)となり非常に高額です。

そして相手に遠隔操作まで行わせてしまうと、パソコン内の個人情報が盗み取られた可能性があります。
もしマイドキュメント、マイピクチャ、デスクトップなどにクレジットカードなどの情報を保存されているなら、直ちにカード会社に連絡を行いカードの利用停止と再発行を依頼下さい。

またコンビニなどで支払いまで完了してしまった場合は、速やかに最寄りの警察署まで被害届を提出することをお勧めします。

突然ウイルス警告画面が表示されても、未来オフィスNAOは京丹後市内やその近郊地域ならいつでも訪問いたしますので、まずは慌てずスマホで画面の写真を撮るなどしてから当店へ連絡下さい。
可能な限り速やかに対処させて頂きます。

偽セキュリティ警告画面 - Windowsからの警告を偽装する偽広告に注意

GW明けの朝、お得意様からのSOSを受け、現地にてお客様のパソコン上に表示されている画面(写真の通り)を確認しました。
これは偽のセキュリティ警告画面の実際の画面です。

Windows11のブラウザ(Edge)にて、日々日課となっている大手ポータルサイトのニュース記事などを巡回している際に、とあるバナー広告をクリックしたところ、このような偽セキュリティ警告画面が全画面表示されたとのことです。

大手ポータルサイトには、ページ上に様々な広告が埋め込まれています。しかしこれらの広告には、稀に悪意を持った広告が含まれている場合があります。
この偽セキュリティ警告画面は、一般的に「偽警告」と呼ばれているもので、お客様のパソコンがウイルスに感染しているものと勘違いさせ、表示されている電話番号に電話をかけさせ、遠隔操作やウイルス駆除費を請求するなどの被害をもたらします。


画面だけみると、いかにもWindowsに標準で搭載されているセキュリティ機能があなたに警告しているように偽装していますが、すべて嘘です。
これらの画面が表示されたら、Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーを開き、Edgeなどのプロセスを終了するだけで、警告画面はすべて消えます。
その後に、怪しいプログラムなどがインストールされていないかを確認し、アプリとブラウザコントロールのセキュリティ設定が正しく動作していることを確認します。最後にパソコンを再起動して偽警告画面が再発することがないことを確認して処置は完了となります。

ちなみに当店のお客様でも、これらの偽警告に騙され、表示されている電話番号にうっかり電話をしてしまい、相手の巧みな話術に誘導され、クレジットカードで支払いを行った方や、遠隔操作されシステムに怪しいバックドアを仕込まれた方など、実際に被害を受けられた方がいらっしゃいます。

京丹後市近郊にお住まいで、このような偽警告画面が頻繁に表示されるなどでお困りなら、未来オフィスNAOまでお気軽にお問い合わせ下さい。

メールソフトThunderbirdがフリーズする不具合対応

お得意様の店舗事務所にて使用している全てのパソコン端末でメールソフトが突然フリーズするようになったとの一報を頂き、原因究明と対処を行いました。

原因を究明すると、特定のスパムメールが店舗甩の窓口となるメールアドレス宛てに送信され、そのスパムメールをメールソフト(Thunderbird)で受信した端末にて、メールソフトがフリーズして閲覧できなくなり、過去のメールなども閲覧できなくなるなど運用に支障をきたす状況でした。

メールソフトを起動すると直ちにフリーズしソフト上でのデータ抽出が不可能な為、メールソフトのデータベースを直接他のメールソフト甩のものに変換し、メールソフトをOutlookに切り替えました。


まだニュースなどにはなっていませんが、最近の掲示板などを検索すると、全国で数人が同様の症状で困っているようでした。
このスパムメールは、特定のメールソフトを狙った破壊的なスパムメールの可能性があります。

京丹後市近郊で同様の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、未来オフィスNAOまでお問い合わせください。

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