お付き合いのある宿泊施設様より宿泊者向け無線Wi-Fiにて通信障害が発生しているとの連絡を受け、早速現地に出張いたしました。
この複数棟からなる宿泊施設には複数のWi-Fi機器で構成されるメッシュWi-Fiシステムが設置されています。
まずは各機器の稼働状態を確認してみると、すべての機器が正常に動作していました。
各客室での通信品質も問題なく、アップロード&ダウンロード共に安定して速度もでています。
実はこの施設のWi-Fiシステムには、週に何度か自動再起動する仕組みが導入されています。
数日前に客室を利用されたお客様がWi-Fiを利用中に利用されていた客室のWi-Fi機器にて通信問題が発生したが、次の朝に機器が自動再起動されて通信障害が解消したと考えられます。
ちなみに、この施設Wi-Fiの自動再起動の仕組みは昨年11月(11か月前)に当店が導入したものです。
Wi-Fi機器は不定期に調子が悪くなることがあります。皆様のご家庭などでもWi-Fiがやけに遅い時や不安定な時に、機器を手動で再起動したら症状が改善したりします。
これは気象レーダーや海上航行レーダーなどとの干渉や、その時に使用しているチャンネルの干渉、機器内の資源(メモリなど)の不足などにより発生します。
もし短期間で同様の通信障害が再発するようなら機器の故障が考えられることを施設側に伝え、この日の作業は終了となりました。
京丹後市や丹後地域でお客様向けのWi-Fi機器を設置されている商業施設様で、Wi-Fi機器の通信が安定せずお困りなら、NAOまでお気軽にご連絡下さい。