知り合いの方から、Windowsデスクトップにて起動時にブルーバックが表示され、再起動を何度も繰り返してサインインもできないとの連絡を受け、持ち込みパソコン診断させて頂きました。

対象のパソコンはドスパラの人気ゲーミングパソコンである「GALLERIA」シリーズです。
少し古いですがnVidia製の人気グラフィックボードGeforce 1660SUPERを搭載したゲーミングデスクトップですね。

当店で早速起動してみると、Windows更新の進捗表示が表示された後、正常にサインイン画面が表示されました。
自宅だとWindows更新の進捗表示が表示された後にブルーバックが毎回表示されていたとのことですが、とりあえずシステムが不安定という前提でパソコンの状態を確認してみます。

まずは記憶装置ですが、ドライブはM.2のSSDのみの1ドライブ構成です。が・・空き容量が10GBほどしかありません。
これはWindows更新にて空き容量が少なすぎるために、システム関連のファイルが記憶装置に正しく書き込めなかったのかもしれませんね。

不要ファイルを削除し、もう少しだけ空きを作り、続けて記憶装置の診断や速度テストなども行ってみます。
やはり書き込み速度が異常に遅くなっています。本来3000MB/s以上で書き込める性能のSSDなのに600MB/sしか出ていません。5分の1ですね。
ちなみに空き容量の少なくなったSSDは、書き込み速度が異常に低下します。

当店ではパソコンが正常に起動しましたが、上記空き容量不足によりWindowsシステムが不完全な状態である可能性も高いです。
念の為、Windowsイメージファイル修復やWindowsシステムファイルの修復も行わせて頂き、その後に何度がパソコンを再起動するなどして動作確認を行いましたが、正常動作して安定していますので、空き容量が少ないだけで特に問題は無さそうです。
WindowsUpdateにも残項目があったので、それらを自動更新させてからパソコンを再起動させてみましたが全て正常です。

持込パソコン診断・修理はここで完了となりました。

この後続けてSSD増設工事も行わせて頂きましたが、そちらは別投稿となります。